ゲームレビュー The Elder Scrolls IV: Oblivion Game of the Year


amazon/PS3
タイトルThe Elder Scrolls IV: Oblivion
Game of the Year
機種PS3/XBOX360/PC
発売日2007年7月26日
開発Bethesda Game Studio
販売Bethesda Softworks
個人評価ランクA

~今までのゲームレビューリスト~
















ぼくとわたしのオブリビオン日記



○月○日

私の名前は黒ウーロン。名前以外何1つ覚えていない。

まず自分の顔を思い出してみる。

確か麗しく美しい顔立ちをしていた気がするのだが

どれもこれもとてつもなくブサイクなのである。

45分の時が経ち、取り敢えず人前に出てもマシな顔を思い出し

それが自分と認識することが出来た。


お次は職業らしい。戦士、魔術師といった王道な職が数多く

この世界にはあるようだ。

また自分で好きなスキルを選んで新たな職を開拓することもできるらしい。

農業をしながらスローライフを満喫したいと思ったが

どうやらそういった職は無いみたいなので魔法や幻術、回復、召喚といった術が

色々使え、なおかつ近距離に踏み込まれた時に対応出来るように

剣術も扱えるような魔術剣士になろうと思った。

実に厨二病臭い職業である。

ところで自分で口走っておきながら厨二病とは何なのだろうか。


最後に種族と星座を思い出さなければならないらしい。

人間、エルフ、亞人の基本種族に加え、それぞれまた分類されているらしい。

魔術スキルに恩恵があるハイエルフに魔術師座だった事を思い出した。

やっぱりファンタジーにはエルフだろJK!

ところで自分で口走っておきながらJKとは何なのだろうか。

前世の記憶とやらなのだろうか。


これでやっとチュートr自分の事を思い出すことは出来た。

だが今の状況は思い出すことが出来ない。


周りを見渡してみると、どうやらここは牢獄らしい。

自分の事を全く覚えてないので、何故ここにいるかも分からない。

まぁ食事は出るだろうし、1日中寝てるだけでいいなら

そんな生活も悪くないと昼寝でもしようと思っていたら

遠くから足音が聞こえてくる。

食事の時間かと思いきや老人と何人かの兵士がやってくるではないか。

その老人どうやら、この国の皇帝らしい。

罪もない私を牢獄にぶち込んでおいて、まぁ皇帝が直々に

謝罪してくるのは当然だろうと思って靴でも舐めさせて許してやろうと思っていたら

予知夢に私が出てきて救世主になるだろうと言う話。

おじいさん、夢は欲望、願望の表れなだけで現実じゃないんだよ?

皇帝ってのも夢見てるんじゃないの?寝言は寝て言えよ。


と言ってあげようと思ったら、兵士が壁をごそごそと何かやっていると思ったら

突然壁が開き隠し通路が現れた。

恐らく長期間この牢屋にいたのに全く気付かないマヌケ野郎がいたもんだと思いながら

どうやら話によると、この道は今捕らえられている帝都の外へ繋がってるらしい。

そして皇帝は何者かから暗殺されそうになって逃げているんだと。

ここで皇帝に恩を売って見返りに良い役職を与えられて

悠々自適に暮らすのも悪くないなと同伴することにした。


そんな思いは、数分で打ち砕かれることになる。

暗い隠し通路抜けた先の下水道には敵が押し寄せて来て

次々に倒れる兵士、そしてついに皇帝が暗殺された。

まぁ私は囚われの身で防具はおろか武器1つ持ってなかったし

私のせいじゃないし仕方ないよね☆ミ

と思ってたら皇帝が私にアミュレットを託してきた。

このアミュレットは王位相続に必要な物で特別な力が秘められてるらしい。

皇帝の跡取りの子供達は次々と暗殺されたが相続権のある

隠し子がどこかにいるらしく、このアミュレットを渡してほしいと言われた。


皇帝を暗殺するように仕向けたのはデイドラ王の1人である

デイゴンという神に近い力を持つ者らしい。

そして皇帝が死ぬことによってデイゴン王がいるオブリビオンと呼ばれる

異世界とこの世界が通じる門が各所に出現し

いずれかはこの世界を破壊し尽くそうとしているらしい。

それを阻止する為に、このアミュレットを相続者に渡し新たな皇帝を

選出しなければならないみたいだ。

こんなネットも携帯も電気すら無い時代に

広い世界から人1人を探しだすのなんて不可能である。


私は空返事をしながら皇帝が逝ったのを確認すると

下水道から脱出し帝都の外に出ることが出来た。

目の前に広がる世界を見渡し、自由に生きていこうと決めたのである。



○月△日

私は記憶を失っているので住む家すらない状態だ。

この広い世界を旅をするのに根無し草稼業でも良いと思うのだが

旅に持っていける物は限られているし

宿に泊まってばかりだとお金もかかっていってしまう。

なのでやはりホームというのは必要だと考えた。

世界の中心に位置し栄えている帝都を拠点にするのが

やはり一番利便性が高いのではないかと思い

家を売ってくれる商工会議所に出向いた所、なんと家具込で

4000ゴールドもするらしい。

一応家を内見させてもらったが、とてつもなくボロ屋である。

もう廃墟といっても過言ではない。

これで4000ゴールドとかどれだけ地価が高いんだよ!



世の中やはり金なのか…と途方に暮れ、ボロ屋がある

波止場地区をうろうろしていたら1隻の船が停泊しているのを見つけた。

興味本位で近づいたら船員がいきなり武器を抜き襲いかかってきた。

どうやらこいつらは海賊らしい。

無闇な殺し合いはしたくはなかったのだが身に降り掛かる火の粉は

払わないければならない。私は海賊を皆殺しにした。

私の中に眠っていた殺戮衝動が目覚め、血を求m…

と、そこで後ろから罵声が響く。

帝都の警備兵が騒ぎを聞きつけ飛んできた。


あぁ、ここで牢獄に戻され旅も終わ…らなかった。

話によると

1、素直に牢獄にいって刑期を終える

2、抵抗して警備兵と戦う

3、掛けられてる懸賞金を払う

4、どうにもならない、現実は非情である。

の4択らしい。

懸賞金?でもお高いんでしょう?

と警備兵に問い詰めたら現在私の懸賞金は5ゴールドらしい。

世の中はやはり金なのか…。こうして私はこの世界の現実を知っていくことになる。

そして誰もいなくなった海賊船を我が家とすることにした。




○月×日

私は今、世界を旅しながら各街を巡っている。

晴れて自由の身となった私は

まずは魔術師ギルドに入り呪文の使い手になろうと思った。

魔術師ギルドに加入するのは簡単だったが

高度な術を習得するには

帝都のアルケイン大学へ入学しなければならないらしい。


その大学に入る為には各街の魔術師ギルドから推薦状を貰わなければならないという

中々骨の折れる課題である。

各街では推薦状を貰う代わりに様々な依頼を受けた。

洞窟のモンスターを倒す簡単な物から売り飛ばされた杖を探したり

井戸で行方不明になった人物を探しにいったりと多種多様な依頼をこなして行った。

色々な魔術師ギルドを巡り知ったことは、ギルド内での

争いや、また異端とされる魔術師の死霊術師のネクロマンサーとの対立が

どのギルドでも問題となっている。

やはり大きい組織には派閥争いなどが付き物なのだろうか。

私は話術スキルを上げながら胡麻をすり、不和を起こさないように

社会の歯車になっていくのを実感していくのであった。



×月×日

私はついに魔術師ギルドのギルドマスターにまで上り詰める。

アルケイン大学に入学以降は死霊術師との争いが絶えなかった。

ブルーマの魔術師ギルドが壊滅され大学内に裏切り者がいたりと

魔術師ギルドの内情はボロボロで

そんな問題が山積みになっているギルドを押し付けられた感がしないでもない。

だがギルドマスターに上り詰めたことでメリットもある。

大学のアークメイジの塔の1室を与えられ

武器防具に魔法効果を付けられるエンチャットが行えるようになったり

オリジナルの魔法を作れるようになった。

私の記憶の片隅にある、唯一知っている禁呪とも呼べる魔法を

私はこの世に蘇らせることにした。

魔法名:エターナルフォースブリザード 効果:相手は死ぬ




△月○日

暖炉から飛び出し高所から落下しながら、頭にふと過ぎった。

これで私も世紀の大盗賊になったんだろうと…。



魔術師ギルドのトップの座についてから早、数ヶ月が経っていた。

魔術師ギルドのトップにはなったはいいものの

研究の毎日にうんざりした私はまた旅に出た。


世界各地に点在する九大神の祠を巡り終えた時に

突然天啓を受け各地に眠る伝説の聖戦士の装備を集めることになった。

そして集め終わった時に私はいつしか人から聖騎士黒ウーロンと呼ばれるようになった。

また、その噂を聞きつけ戦士ギルドからの勧誘があった。

魔法は多種多様な物があって便利なのだが

武器となる破壊魔法はダメージが固定となり

いくら知力のステータスを上げても強くならないと知ってしまった。

これからの戦いを踏まえ、やはり剣術も扱えなければならないと実感したのだ。


戦士ギルドも内情はやはり腐っていた。

ブラックウッド団と呼ばれる傭兵団との争い。

ブラックウッド団に仕事を奪われ働かない戦士。

部下をクズと言い放つギルドの長。

聖戦士の装備を身にまとい聖騎士と呼ばれる私は戦士ギルドでは格が違った。

聖なる裁きでブラックウッド団を壊滅させ

瞬く間に戦士ギルドのギルドマスターとなったのだ。

戦士ギルド、魔術師ギルドと両ギルドのマスターとなった私は

黙認されているが噂になっている盗賊ギルドにも興味を持ち始めた。

この聖騎士が聖なる力で悪名の高い盗賊ギルドを浄化し

史上初の3ギルドのマスターになれば

この世界を支配することも可能なのではないかと。


盗賊ギルドを見つけ出し加入するまでは問題がなかったが

ギルドの仕事はどれも、今まで私が行ってきた事と真逆の事だった。

盗賊ギルドとされてるだけあって

仕事の内容は盗みや偽装工作が主な内容だった。

私は魔術師ギルドで学んだ不可視の魔法と不可視のエンチャットを

防具につけることによって誰にも悟られること無く仕事を遂行することが出来た。



そして仕事を着実にこなしていきギルドマスターの大作戦に参加するまで辿り着いた。

帝都王宮の図書館から星霜の書と呼ばれる超重要な書物を

盗んでくるという作戦である。

綿密に計画は立てられ見事盗み出すことが出来、暖炉から脱出することに成功した。

これで恐らく、大盗賊としてギルドマスターに任命されることだろう。



△月×日

街の人々から「聖騎士様に会えて光栄です。」と私は誰もが

知っているほどの有名人になった。

だが最近人々の様子がおかしい。

態度が露骨に悪くなり、暴言を吐いてくる人物までいる。

この剣で裁いてやろうかとも思うようになり始めた、ある日のことだった。

街の宿屋で寝ている時、枕元に急に黒尽くめの人物が現れた。

私の剣先が男の首を刎ねようとした瞬間、男は言った。

「闇の一党の物です。」

闇の一党…盗賊ギルドより悪名高いギルド集団。主な仕事は暗殺。

悪名が高い人物にスカウトがくる話しは聞いていたが

この聖騎士様に話が来るとは…。

いや人々の態度が悪くなったのはそういう事なんだろう。

我が野望の為に、ここは一つ闇の一党も手中に収めてやろうと

私の目の前に横たわる血まみれの老人の亡骸を見つめながら思った。

これで今日から私も闇の一党の一員である。




□月○日

魔術師ギルドで学んだ経験を活かし

私は魔剣を作ることに成功した。

その剣の名はレーヴァテイン。

命を奪った相手の魂を束縛しエネルギーに変える、血に飢えた魔剣。

いつしか聖戦士の装備が装備できなくなっていた。

どうやら悪名が高いと汚れたものとされ使用できなくなるらしい。

最早、神に縛られた聖騎士装備など不要。

私は魔剣が望むままに剣を振るい続けるのだ。

気が付くと断末魔が止んだ。どうやら全員始末したようだ。

私は闇の一党のギルド本部を後にした。

全ては闇の一党、常闇の父、シシスが望むままに…。



□月×日

闇の一党も内部で争いが起こってた。

どうやら復讐者が闇の一党を壊滅させようと画策していたらしい。

だがその復讐者を抹殺し、私は晴れて闇の一党のマスターになることが出来たのだ。

もうこの世界もほぼ私の手中に収めた。

だがある事をふと思い出す。

オブリビオンゲートを開き、この世界を滅ぼそうとしている

デイドラの王の1人のデイゴン王。

私が支配しようとしてる世界を破壊など許すまじ行為。

私はいつしか託されたアミュレットを持ち、皇帝の跡取りを探す旅に出た。

皇帝が即位しようとすれば、デイゴン王は必ず抵抗してくるはず。

そのチャンスにデイゴン王を倒し、私が世界に君臨する日が訪れるであろう。

皇帝が言っていた言葉を思い出す。

そう、私は救世主なのだから…。



to be continued → メインクエへ続く…


ご愛読ありがとうございました

黒ウーロン先生の次回作にご期待下さい。




・総括

かつて、私達がRPGをプレイする時、何を期待していたんでしょうか?

面白い魅力的なストーリーも確かにあるでしょう。

ですが未知の世界への冒険こそRPGに求めていたものではないでしょうか?

日記に関してはメインクエスト及び、DLCのシヴァリング ・アイルズを除いた

大まかなプレイ内容に設定、話し(妄想)を付け足した物です。

2周目もしくは他の人がプレイすれば全く別の物語が生まれます。

決められた物語では無く自分で物語を作ることが出来る。

そこがこのゲームの魅力であります。

またストーリーやサブクエストも決して手抜きな物では無く

設定や世界観など含め細かく作りこまれています。



Fallout3も楽しかったですがTESシリーズは

王道の剣と魔法のファンタジーの世界であり

昔RPGが好きだった人には堪らないんじゃないでしょうか?


因みにこのソフトの米国での発売は2006年です。

同年ではファイナルファンタジーXIIがほぼ近い日付に発売されており

奇しくもオブリビオンと同じくMMOっぽいRPGでした。

その他はDSブームがあり年間売上ソフトのTOP20をほぼDSのソフトで

埋め尽くす状況でした。

和ゲーには和ゲーの魅力はありますし、好きなタイトルもありますが

同年で発売されたソフトでここまで技術力の差を見ると

近年の和ゲーの微妙さも、この時点で既に洋ゲーとの差が出ていた気がしないでもないです。


ただゲーム内容は素晴らしいのですがこのソフトの最大の欠点は

バグとフリーズの多さが半端ではないです。

新型箱○かつソフト取り込みの状況でプレイしていても

フリーズはかなり多かったです。

またバグも、もう直る見込みがなく(というか修正不可っぽい)

本来攻略サイトやWikiを一番見ちゃいけないソフトだと思うのですが

バグで進行不可になる箇所が結構な数があり

見ざる負えないというのが非常に残念です。


また後発で発売されたので当たり前かもしれませんが

Fallout3で感じた突き放し感より、さらに突き放されてる感じがし

人によってはシステムを理解するのが大変かもしれません。

それと戦闘が恐ろしく地味なんで、ここら辺も人を選びそうです。

地形や魔法やアイテムをフル活用して

手に汗握る戦闘が行えるのは自分は楽しかったですが…。

兎も角、剣と魔法の世界での広大なRPGをやってみたい方には

是非ともお勧めの1本です。



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