ゾンビ無双と捉えれば楽しめる ゲームレビュー 『デッドライジング3』

DR3CV.jpgタイトルデッドライジング3
機種PC/XboxOne
発売日2013年11月20日
開発カプコン バンクーバー
販売マイクロソフト
総プレイ時間約60時間
トロフィー/実績取得率64%
個人評価ランクC

~今までのゲームレビューリスト~









プレイしたくてXbox360を買ってしまった程の

マイベストゲームTOP10にはランクインする

デッドライジングシリーズのナンバリング3作目の

デッドライジング3をプレイしました。

昔とは違い、今はSteam版の選択肢もありましたが

ここでXboxOneを買わないと、相当欲しいソフトが出ない限り

買いそうもなかったので一発奮起しました。

とは言いつつ、XboxOneで1本目にクリアーしたのは

カオスチャイルドでデッドラ3は暫く放置していたのですがね…。





 次世代と呼べる進化

このシリーズはゾンビパラダイスと呼称される程の

圧倒的なゾンビの数で度々驚かされていましたが

新ハードに変わったことによりゾンビの表示数が

凄まじいことになっています。


DR3.jpg



次世代機はスクショ機能があるので

発煙筒を使ってゾンビをピクミンして

集められるだけ頑張ってみましたよ。

シリーズをプレイしていなければ分かり難いですし

完全に労力の無駄だった気がするのは置いておいて

前シリーズまで室内がメインフィールドでしたので

密室的な空間だったからこその、密集感があったのですが

今作からはオープンフィールドということもあり

道という道にゾンビが溢れかえっており

ゾンビの圧倒的な数には驚かされます。


また前述しましたがオープンフィールドで

1つの街が舞台になったことで前作の室内より圧倒的に広くなり

Xbox360限定で配信されていたデッドラ2のcase:0を

広くしたイメージで色んなルートを散策したり、

民家や店などに入ってみたり

収集物を集めたり、武器の設計図を集めたりと

散策度も今までに比べ高くなり楽しいです。

広くなった事に併せ、前シリーズでは

乗れる距離が短かった車やバイクで移動する機会が増え

また、コンボ車両と呼ばれる車両を2台使って

車両を作り出し、様々な特性を持った車両で

ゾンビを薙ぎ払っていく気持ちよさが加わってたりします。


シリーズ恒例のゾンビの数を倒す実績に関しても

1と2ではゲーム本編を放ったらかして

ひたすら車でゾンビを引き続けるという

何のためにゲームをやっているんだろうという

虚しくなる苦行でしたが

今作に関しては、ゾンビ数が増えた事や

コンボ車両、後述するコンボ武器の進化などで

そこまで意識せず、普通にプレイしているだけで

10万体という実績を解除できるので

そのゾンビ数の多さを感じ取れます。


 システム面の変化

2から登場した2つの武器を合体させて新たな武器を作成する

コンボ武器ですが、実用性が低い物が多く

イマイチ良いシステムだと思えなかったのですが

3では数も増えたことながら、各ボタンによって

攻撃方法が変わったり、圧倒的なゾンビ数に対して

範囲攻撃があったりとコンボ武器の意義や気持ち良さなどは

前作に比べれば、かなりあると思います。

コンボ武器にさらに武器を足してスーパーコンボ武器を作成できたり

コンボ武器自体も、ユニーク武器だけではなく

例えば使用するのが銃だったら、ハンドガンかアサルトライフルでも

良い的な、ある程度融通が効いたりするので

わざわざ、コンボ武器を作るために武器を探しだしたりすのが

若干軽減はされたので、使い勝手は良くなってます。



武器以外で変更が目立った点といえば

前シリーズまでは時間だったり救出者のサバイバーだったり

管理する要素というのがありましたが

3ではそれが撤廃されて、時間に追われたり

サバイバーは距離が離れたり死ぬとセーフルームで

再リポップ出来たりとなっており

管理するのが合わないという人にとっては

かなり遊びやすくなっているのではないでしょうか。

前シリーズまでは「ゾンビ無双もできる」というゲームでしたが

3は上記のコンボ武器の使い勝手向上だったりも併せて

「ゾンビ無双なゲーム」といえます。




ハードが変わったことにより"進化"といえる点も多いですが

変わったことにより残念な点も多かったです。




 遊び方、幅、深さがなくなった

このシリーズ、というか、ほぼ1の話しになりますが

限られた時間、空間の中で出来ること

楽しみ方という意味での自由度が高いのが

このゲームの最大の魅力でした。

例えばゾンビで溢れかえっている中で

敢えてゾンビを1匹も倒さないでクリアーしてみるだとか

1ではコンボ武器が無く、落ちている武器が平均的に

どれも使えたので、武器縛りをして遊んでみる等の遊びの幅だったり

限られた時間の中で、どれだけタスクを処理出来るかとか

消化する順番を決めて攻略していく楽しさだったりがありました。

前述した通り、時間制限が消えたことにより

緊張感もなくなり、ただストーリーやサブミッションを

消化するだけの凡用なゲームになってしまいました。

そんな人たちの為に前シリーズまでの時間制限がある

「ナイトメアモード」というのが用意されていて

じゃあそれでいいじゃんと、なるはずが

LV1からプレイするにはセーブデータを消さなくてはならなかったり

時間管理が無いゲームに時間管理が出来るようになっただけで

遊び方の幅が変わった訳ではありません。



また舞台は街になり、ゾンビ数も増えましたが

前シリーズまではゾンビ化する前の記憶が残っているのか

スロットの前でスロットをずっと見ていたり

レジカートを押しているゾンビだったり

ゾンビにも愛嬌みたいな物があり、楽しませてくれましたが

3に限っては、そんな笑えるゾンビの要素が皆無で

ただ「数が多いだけの敵」になってしまっています。

倒す気持ちよさは確かに上がりましたが

無双のネガティブな例えになりますが、ただの草刈りと

思えてしまい、ゲームの世界観の魅力が減っています。


ストーリーも日本のスタッフが、もう関わっていないのか

悪く言えば洋ゲーらしい、すごく抽象的というか

あっさりしていて、キャラも立っていないし

ドラマ性も無く記憶に残りにくいです。

そもそも、ホラー映画のテンプレートといえる要素が少ない…。

また最後のどんでん返しを狙ったのか

黒幕や事件の意図に関しては最悪の展開と思いましたね。

このシリーズ定番のサイコパスも前作でも

結構酷いものでしたが、3はさらに酷く

サイコパスの狂気すら感じられないです。


それと余談ですがオープンフィールド化したことにより

フラグ管理のバグが多く収拾品が集められなかったり

マーカーが出現しなかったりがあったり

オブジェクトが空中に浮いていたりと

バグの多さもシリーズ最多かもしれません。




■総評
オープンフィールドで

膨大な数のゾンビをひたすら倒していくという

爽快感が味わえるという点においては面白いと思えるかと思います。

また、そこそこの建物内に入れたりするので

散策要素もありオープンフィールドならではの楽しみ方もあります。

ただ前述した通り、ゲームとしての魅力は皆無になってしまったので

残念で仕方がありません。

作品単体で見れば出来は悪くないし

楽しめるとは思うのですが、シリーズとしてみると

当時がっかりしてボロクソにレビューに書いた

2の方が、まだ面白かったのでは…?と思えてしまいます。

決してクソゲーではないのですが

自分が求めていた「デッドライジング」は完全に死んでしまったのだと

思えて残念な作品でした。



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