ゲーム内ではなくプレイヤーに惨劇が起こる ゲームレビュー 『Until Dawn』

untilldawn.jpgタイトルUNTIL DAWN
-惨劇の山荘-
機種PS4
発売日2015年8月27日
開発スーパーマッシブゲームズ
販売ソニー・コンピュータエンタテインメント
総プレイ時間約15時間
トロフィー/実績取得率20%
個人評価ランクD

~今までのゲームレビューリスト~








発売がMGS5TPPと近かったせいもあり積んでいたのですが、

ホラーゲーム大好きな自分は密かに期待していたゲームであります。

そんな訳でMGS5TPPが終わってプレイしたのですが

惨劇が待っていたのはまだ知る良しもなかった…。



 ホラーのド定番が体験出来る

雪山の山荘で若者たちが次々と惨劇に見舞われるという

クローズドサークルで起こる

ベタな展開、いやベタだからこそ

この題材で何が起こるのだろうと初回プレイはワクワクさせられます。

次々と起こる危機的状況や猟奇的な演出、

そしてプレイによる生存者の脱出と

ホラーが好きな人なら楽しめる作品だと思います。

またQTEはあるものの、特別難しい操作は少なく

キャラの移動操作と選択肢を選ぶくらいなので

アンチャーテッドとは違った映画を体験するゲームに感じます。


 選択肢が全てを決めるシステム

物語を決定付ける選択肢ですが、面白いシステムになっています。

選択肢は大体2択になるのですが、設定を変更すると

選択肢に対して、このゲームをプレイした人の何%が

その選択肢を選んだかという

表示が出るようになります。

この表示により、自分の選択以外に他の人が選んだという

判断要素も加わり、

「大多数がこっちを選んでいるけど、敢えて違う方を選んでみよう!」

なんて楽しみ方も出来ました。


そしてこのゲームのもう1つの特徴が「バタフライエフェクト」システム。

バタフライエフェクトは同名の映画もあり

蝶の羽ばたきが遠く離れた場所で竜巻を起こすとという

バタフライ効果を題材にされたものであり

シュタインズゲートでその名を知った人も多いはず

自分もその内の1人です。

その映画と同名のシステムがシステムの特徴の1つで

要所要所での些細な選択で、後に大きな影響を及ぼす事もあります。

例えば、猟銃でリスを撃つかどうかの選択があり

撃ってしまうと、その後カラスに襲われ怪我をしてしまい

後にその怪我の血痕が殺人鬼に追われている時に

血痕から見つかってしまい捕まってしまう。

と、連鎖的に結末が変わっていってしまい

何を選択したら良いのかという、選択に対する重みがあって

考えさせられて面白いです。

自分の判断、後々の影響を考慮する、プレイヤーの選択肢の比率と

幾つもの要素が絡まり、単調でただ選ぶのではなく

考えさせられる選択肢システムは中々良い物だと思います。





ホラーゲームとして鉄板のストーリーや演出、

そして独特な選択肢システムと

十分名作になり得た可能性は秘めていたのですが

残念過ぎる要素が多くて、微妙なゲームとなってしまっています。




 規制要素の酷い

日本においてのゲームの規制は結構厳しい方で

度々その規制において、発売が難しかったり

内容を大幅に修正されたりで

開発者がプレイヤーに体験してほしい内容というのが

曲解されたりすることは、今までに度々あったのですが

このゲームにおいても国内版の規制方法が酷いです。

クローズドサークルでの殺人ということなので

度々、キャラが死ぬのですが

その死亡の際、映像が暗転してセリフだけ垂れ流され

何が起こっているのかさっぱり分からない状況となります。

○○があんな殺され方を!!とか暗転後に言われたり

またその死亡が伏線だったりとすることがあるのに

暗転後に言われても、面白さが半減しています。


別にグロが好きなわけでもないですし

国ごとの文化があったり

もっと言えば、モザイク追加、カメラアングル変更、グロい映像を

別に差し替えるなど方法があったでしょうが

日本国内での売上の酷さに修正しても、採算が取れないので

暗転させるという、一番簡単な方法を取ったのであろうという

事情もあるでしょうが

それでも、ゲームの内容が損なわれる手段は

プレイヤーとしては納得出来ないですね。

しかも規制されていると、情報も大して告知されていなかったのは

さらに印象を悪くしているかと思います。


 周回プレイがめんどくさい

この手のゲームは初回プレイでは

まずTRUEエンドにいくなんて、まぁ無理でしょう。

1周目は何も情報を入れずにすすめて、

時間がないから2周目はネットを見ながらというプレイスタイルでした。

チャプター選択が可能で、遊んでいたのですが

途中失敗してしまったので、オートセーブという仕様もあり

チャプターをやり直したのですが

チャプタープレイだと何故か前回(初回)でプレイした

内容の引き継ぎになり、それまでプレイした内容が一切反映されておらず

終盤まで進めて、チャプタープレイの意義を

あまり成していない仕様を知ることになり挫折しました。

しかも、1チャプター終わらせるのが

移動が遅くて長いという点と、ムービーが一切スキップできないなどの

仕様のせいで物凄い時間が掛かってしまうので

やる気が完全になくなりました。


 システムやストーリー展開などが納得出来ない

バタフライエフェクトシステムは非常に面白いシステムだと

思うのですが、影響を及ぼすのが本当に些細な事であったり

どの選択が影響しているのかが分かり難く

「これを選んでしまったから、こういう風になってしまったのか」

という納得行く内容だったり、驚きなどが

一切感じられないのが、システムを活かしきれてないです。


またストーリーも中盤までは定番のホラーとしては

良いのですが、事件の黒幕というか事件の原因が

モンスターに頼ってしまっていて、モンスターだから

なんでもありだよね的な思いになってしまい非常に萎えてしまいました。




■総評
昨今のゲームはFPS、TPSで銃撃戦が多くなって

若干飽き気味になっている中で、こういったADVゲームが出るのは

プレイ意欲を掻き立て、前述した通り、

題材やシステムは良く名作にも成り得た作品ですが

やらかしが多すぎて、非常に残念なゲームになってしまっています。

また国内版は声が吹き替えになっていますが

吹き替えにお金を費やすより、規制方法をどうにかしてほしかったです。

初回プレイは、そこそこ楽しめるので

廉価版など、お求めやすくなった頃に買うのが良いかと思うゲームです。



Until Dawn -惨劇の山荘-Until Dawn -惨劇の山荘-

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