立体機動の気持ちよさはあるが… ゲームレビュー 『進撃の巨人』

shinngeki.jpgタイトル進撃の巨人
機種PS4/PS3/Vita
発売日2016年2月18日
開発オメガフォース
販売コーエーテクモゲームス
総プレイ時間約11時間
トロフィー/実績取得率58%
個人評価ランクD

~今までのゲームレビューリスト~







アニメ2期が決定していて

原作も内容が気になって目が離せない「進撃の巨人」ですが、

立体機動を使い巨人と戦えるという、

アクションゲームとして、今までにない体験が出来るのではないかと

昨年のTGSを見て気になっていた作品です。

エンドロールまで見たのでレビューします。




 立体起動の再現度が凄い

腰に付けたワイヤーを射出し上空を飛び回りながら

ブレードで巨人を倒すという独特なギミックがある原作ですが

ゲームでも、立体機動の設定を崩さずにアクションとして

落とし込めているのは凄かったです。


アンカー設置可能箇所で□ボタンを押すだけで

近場の建物などにアンカーを射出してくれて

いい感じで勝手に移動してくれたり、

×ボタンででガスを消費しブーストすることもでき

難しかったり特殊な操作は必要無く、

簡単な操作でカッコいい移動が出来るのは

万人向けに作られていて良いと思います。

またワイヤー射出時やブースト移動時などの

キャラのモーションも原作やアニメ通りで再現度は素晴らしいです。


そして、原作と同様に建物をすり抜けって移動したり、

屋根伝いに飛んで行ったり出来ますが、

かなりのスピード感があって、動かしていて気持ち良く、

今までの無双系と違い移動で爽快感を感じられるのは新鮮でした。


 巨人との戦闘

移動と同様に巨人に対しての攻撃も難しい操作ではありません。

両手両足と首筋の5箇所を選んでアンカーを撃ちこみ、

ある程度の距離から加速をつけ

△ボタンをタイミングよく押すだけで攻撃することができます。


アンカーを打った後も即攻撃ではなく、

攻撃可能な角度に移動したり

別の部位を選んでアンカーを打ち直すこともできます。

動きを止めることなく攻撃でき、

スピード感がある、流れるようなアクションは触っていて気持ち良いです。


対巨人に対して、地上に降りることは圧倒的不利であり

立体起動を駆使し絶えず飛び回り

巨人の弱点を突くという再現度と気持ち良さ両立させたのは凄いと思います。




プレイを初めた初期は、再現度と気持ち良さが期待以上で、

度肝を抜かれっぱなしで夢中になっていたのですが

進めていく事に段々と残念になっていきました…。




 薄すぎる内容

発売初日に「ストーリーが6時間で終わってしまう」と見て

プレイアブルキャラが10人いるのだから

無双の様に、各キャラのストーリーがあって1キャラで6時間でしょ?

とか勝手に思っていましたが、そんなのは存在せず

ストーリーを追従するだけで、

エンドロールまで本当に6時間で終わってしまいました…。

6時間でも内容が濃ければ、問題は無かったのですが

内容も残念な物が多かったです。


・ストーリーについて

ストーリーはアニメ基準のようで、最後もアニメと同じ様な所で終わります。

ですが、アニメもしくは原作を読んでいなければ

さっぱり分からないくらいの端折りぷりです。

進撃の巨人の魅力の「世界の謎」という点において

全くと言っていいほど触れられておらず

キャラの掘り下げも全く無い状態で

アニメや原作を見てない人にとっては作品の魅力が伝わり難いです。

アニメと原作を見ている自分でも納得が出来ない残念な感じでした。


またCEROをZにしない対策の為か、血は吹き出しまくっているのに

人体欠損が全く無く、巨人に喰われる悲惨さが感じられず

エレンが巨人に手足を喰われるシーンですらも

手足が無い描写が描かれていないです。

別にグロを好んでいる訳ではないですが

原作であれほど無慈悲に喰われているのとの差が大きくシラケてしまいました。



・遊びの幅が少ない

触り始めは楽しかったのですが、

移動して巨人を斬りつけて終わりという、アクションとして

操作の上達やテクニックなどが皆無に近く

最初の方でコツが掴めれば、そこが操作としての

上達の限界を迎えてしまい、後は完全に作業になってしまいます。


また、ミッション内容に関しても

ステージに沸く敵を倒していくか対象を防衛するの

どちらかしか無く、無双じゃないと思っていましたが

根本的な部分で結局、他の無双と一緒で作業ゲーとなってしまいました。


極めつけは、オリジナルストーリーや難易度上昇など

作業としてじゃなく楽しめそうな要素が

エンドロール後の「壁外調査モード」という

ストーリーも無い、ひたすら巨人を倒すだけという

究極的な作業を50個近いミッションを100%クリアーしないと

遊ぶことが出来ないという苦行を突き付けられて

自分の中で、このゲームは終わりました。

また、オンライン要素も1ヶ月後のアップデートを

待たなくてはいけないという、

随所に引き伸ばしされているのを感じてしまい

「楽しいから長く遊んでいる」のではなく

「長く遊ばされている」のが非常に残念でした。


・キャラの個性が無い

ストーリーで掘り下げられていない点に加えて

操作出来る10人ですが、ステータス、習得スキル、モーションが

少し違うだけで、触っていても違いを全く感じられない点が

飽きてしまう要因の1つでした。

結局、エレン、ミカサ、アルミン、リヴァイ辺りの

強キャラを使ってれば良くなってしまい

この点も作業感を加速させていると思います。




■総評
立体機動の再現度、操作感、トゥーン調で描かれた

キャラクターの雰囲気など、キャラゲーとしては

良いのですが、幅が無さ過ぎる残念ゲーでした。

オンに関しても、正直あの素材を使って幅が広がる要素も感じられず

巨人の数が多いか、滅茶苦茶硬いかのどちらかしかないような気がして

やる気が全く起こりません。

良い部分もあるので、2に期待と言いたい所ですが

物語的には戦闘の比重が減っていくので

題材的に難しく、全編オリジナルくらいやらないと

難しいのではないかと思います。

個人的には微妙だった「ドラクエヒーローズ」の方が

まだ遊びの幅があったと感じられるほどの作業ゲームでした…。



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