5日間しか生きられない勇者 ゲームレビュー 『勇者死す。』

DEATHOFHERO.jpgタイトル勇者死す。
機種Vita
発売日2016年2月25日
開発株式会社ピラミッド
販売日本一ソフトウェア
総プレイ時間約20時間
トロフィー/実績取得率92%
個人評価ランクC

~今までのゲームレビューリスト~







『勇者死す。』は「俺の屍を越えてゆけ」や「リンダキューブ」など手掛けた

ゲームクリエイターの「桝田省治」さん著書の

「ゲームデザイン脳 -桝田省治の発想とワザ-」という本を

2年前くらいに読んだ時に紹介されており、

このゲームの存在を知りました。

ですが、このゲームは所謂、ガラケーアプリとして

配信されており、このスマートフォン全盛期に

2度と遊ぶことができないのか…と落胆していた所に

なんとフルリメイクでVitaで発売されると知り

非常に楽しみにしていたのであります。




 一風変わったゲーム

このゲームの企画の発端が桝田氏の著書によると

桝田氏の父親の手術を切っ掛けに

自分が余命1年だった時、行動や心境の変化を思考し、

また死を受け入れた時、人生が愛おしく思え

今までにない「快感」を得たという考えが

企画の基になっている…とのこと。


これをゲームとして変換し、

・魔王を倒し、5日間だけ生きることができる

・RPGの王道の魔王を倒した後、本当に平和が訪れるのか

・自分の葬式を見ることができる


という一風変わったゲームなのであります。


 このゲームの魅力

正直、このゲームは相当人を選ぶゲームだと思います。

5日間でゲームが強制的に終了しエンディングの葬式パートに

移行するのですが、初回プレイは恐らく誰しも

殆ど何も出来ずにあっという間に5日間が過ぎてしまい

終わってしまうかと思います。


このゲームは、どこで、いつ、何をして、何が起こるのか

というフラグの管理と、日に日に弱っていく「勇者」を

如何に上手く使う事を念頭に置き

どういった順序で攻略していくかの計画を立てて、

上手くゲームを進めていくことに「面白い」や「楽しい」と

思える人じゃないと、残念ながら魅力を感じることができない

万人向けではないゲームです。

ただ、上記に挙げたフラグ管理と、時間管理が

全て上手くハマり進行してEDを迎えた時は

かなりの達成感を感じることができるかと思います。



発売が決定した後の自分の中での期待値は

発売時期的にFallout4に次ぐくらいなゲームでした。

ですが、過剰に期待し過ぎていて、残念に思う点も幾つかありました。




 中身の物足りなさ

元々ガラケーアプリだったというのもあったせいか

フルプライスの割には納得し難い物足りなさを感じました。

イベントが膨大になりすぎると、5日間という

日にちで回収しきれないというのも、確かにあるでしょうが

イベント数が少なすぎて、周回プレイが前提のゲームで

周回する楽しみが少なすぎたと思います。

数週した時点で、大体のイベントを把握してしまい

「何があるんだろう」というワクワクさが消え

作業的になってしまうプレイスタイルになってしまうの残念です。


またトロフィーに関しても、その場から一歩も動かずに

ひたすら5日間釣りをし続けるという

ゲーム性を否定するかの様なトロフィーや

システム的にリストが存在しないのにアイテムや敵の

コンプリートがあったりする点が

周回プレイ前提のゲームでトロフィーという要素が

プレイに繋がりやすいゲームなのにトロフィーが残念で

さらにプレイ意欲を削いでしまいました。



■総評
面白さとしては「そこそこおもしろい」でした。

アイディアも素晴らしいし、ガラケーアプリで

配信されていた当時だったら「素晴らしい」と

納得できたかもしれませんが、

値段的にも、ボリューム的にも少し厳しいかと感じます。

もうちょっと安めでスマートフォンのアプリ等で

販売されていたら、丁度良かったんじゃないかと思ったり…。


ゲーム性故か、記事を書いている時点ではAmazonで値段が暴落していたりするので

コマンド式RPGやリピート性の強いゲーム、フラグ管理が楽しめる人なら

1プレイが気軽にできるので体験してみてください。

定価が最初から、このくらいだったら恐らく納得できるのではないでしょうか。

面白いんだけど…期待値が高まりすぎて反動が大きいゲームでした。



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