ADVの新たな可能性を提示したゲーム ゲームレビュー 『HEAVY RAIN 心の軋むとき』

heavy rain タイトル HEAVY RAIN
心の軋むとき
機種 PS3/PS4
発売日 2010年2月18日
開発 クアンティック・ドリーム
販売 ソニー・コンピュータエンタテインメント
総プレイ時間 約45時間
トロフィー/実績取得率 84%
個人評価ランク C

~今までのゲームレビューリスト~







 HEAVY RAINとは…

「折り紙殺人」と呼ばれる事件に主人公と子供が巻き込まれ、
事件の真相に迫っていくミステリーアドベンチャーゲーム。

ゲームを開始するとパンツ一丁のおっさんを
ベッドから起こし、シャワーを浴びて
ヒゲを剃るといった、操作を全てプレイヤーが行ったり、
主人公の奥さんに、お皿を出してと頼まれていながら
床に置いてあるラジコンで遊んで、奥さんに怒られたりと
一見バカゲーかと思う程ですが、
そんな冒頭とは一転して、息子の1人が事故にあい死亡し、
家族はトラウマを抱え、もう1人の息子も
上記の「折り紙殺人」の事件に被害者に巻き込まれ
主人公自身も、犯人と疑われて警察から追われるという、
超ヘビーなストーリーに変わっていきます。

殺人犯から息子を助けるために
幾つかの試練を提示されるのですが、
その中には「自分の指を切り落とせ」といった物もあり
思わず目を背けたくなる物も…。


 ADVの新たな可能性を提示した作品

この作品は上記にも述べたように、ヒゲを剃ったり
シャワーを浴び終わったおっさんの身体をタオルで拭くといった行動を
プレイヤーが操作するという「そこまでやるの?!」と思うほどの
インタラクティブ性が高いゲームです。

普段の行動の操作だけではなく、高速道路を車で逆走し
対向車を避けるといった緊張感があるものや、
武装したSPがわんさかいる屋敷に乗り込んで
全て倒してくといった、アクション性の高い物など
バリエーションに富んでおり、
テキストADVとは違うアプローチでプレイヤーが
ストーリーに介入しているというのを実感させる作りとなっております。
また、その殆どがQTEとなっていて
操作が余り得意ではないプレイヤーに対しても敷居が低くなっています。
選択肢もかなり多く、これを選択したらどうなるんだろう?という思いに
させてくれる作りになってるのも良い点です。

ストーリーは4人のキャラクターを章によって操作することになり、
それぞれのキャラの視点で真相に迫っていく物で、
また各キャラが選択した結果が結末に作用するといった
マルチエンディングになっています。




この作品に対して絶賛されている声をよく聞いてはいました。
当時は素晴らしかったかもしれませんが
全体的に荒削りな部分も多く、今の時代では少々厳しい部分もありました。




 周回がダルい

このゲームは軽快なアクションゲームではなく
前述した通り、何らかしらの部分で操作をする必要があるゲームです。
なので移動するにも時間が掛かり、合間合間に選択肢が出てくるので
ムービースキップも無く、周回プレイをする際には凄まじくかったるい。

しかも不幸?な事に自分は1周目で恐らくベストエンディングに
なり得るだろうエンディングに達してしまい
周回するモチベーションが低くなってしまったのも
かったるいという気分をさらに加速させてしまいました。

またトロフィー解除を目指した場合、トロフィー解除が章の終わりなので、
1章ごと通してプレイしなければならない、分岐を回収するのも同じであり
前述の操作の介入率やスピード感の低さ、ムービースキップが出来ないといった
要素によって、かなり苦痛を感じることになるかもしれません。


 QTEがシビア

そこそこアクションゲームを嗜んでいるので
不得意ではないのですが、QTEの中にはかなりシビアな
箇所もあり、操作性の悪さも重なり
思わずコントローラーを投げたくなる難易度もありました。
敷居を低くするはずのQTEが難しいというのは
如何なものかと思う箇所が多々あります。

また、QTEをミスしてもゲームオーバーになったりせず
結果として反映され、前述したリプレイ性の悪さも相まって
周回プレイする意欲をどんどん失っていく作りが残念でした。

 有耶無耶な部分がある

クリアーしても不明瞭な部分が幾つかあり
クリアーしてすっきり感を得にくいのは個人的には
好きではありません。




■総評
1周目は結構楽しめるかと思いますが
ユーザビリティの低さが気になり周回が楽しめるかどうかで
評価が真っ二つに割れそうなゲームでした。

発売されたのが2010年でしたので、
当時ならグラフィックレベルの高さや目新しいシステムなど
そこそこ楽しめたのではないかと思います。

ただ重いストーリー展開にゲームのタイトルある
「雨」が降り続き、例えるなら
黒でも白でもない灰色の世界を演出しており、
独特の雰囲気を演出しており、嫌いではないです。

DL専用ですがPS4で高解像度版も発売されており
BEYONDとセットで購入すれば2200円程度なので
値段相応分には楽しめたと思います。


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