らしさを取り入れた異色作 ゲームレビュー『絶対絶望少女』 

絶対絶望少女タイトル絶対絶望少女
ダンガンロンパ Another Episode
機種PC/PS4/Vita
発売日2014年9月25日
開発スパイク・チュンソフト
販売スパイク・チュンソフト
トロフィー/実績取得率37%
個人評価ランクC

~今までのゲームレビューリスト~








この作品が発表された時、今までのADVとは全く違う
シューティングゲームで、しかもVitaオンリーで発売するという事で
正直な所、全く惹かれなかったのですが
アニメ版の3の放映や最新作のV3も発売となり
一応話が分かるようにやっておくか…くらいのテンションで
プレイし始めましたが、意外や意外そこそこ楽しめるゲームでありました。




 ダンガンロンパ+シューティング

ギアーズの様な激しいシューティングではなく
どちらかというとバイオハザードの様な
探索しながら現れた敵を着実に仕留めていくというゲーム性であり、
攻撃は「ダンガンロンパ」らしく色々な特性をもった
「コトダマ」を打ち出し敵であるモノクマを倒していくという
上手くシューティングゲームに落とし込められています。

考えも無しに攻撃して殲滅するのではなく
弾の特性を使い分けて行けるのが面白い点だったと思います。
また、道中には「モノックマン」と呼ばれる
どこかで聞いたことあるようなアーケードゲーム筐体を起動し
限られた弾で配置されたモノクマを上手く殲滅するという
パズル的な要素が用意されており、
ただのシューティングゲームと差別化できていると思います。


 シリーズ随一のエグさ

ダンガンロンパシリーズはコロシアイだったり
オシオキと呼ばれる処刑があったりで
コミカルながら残酷さを持ち合わせていました。

今作ではコドモがオトナをミナゴロシにするという
敵の行動理念でストーリーは進んでいきますが
コドモが持つ無邪気さ故の残酷さであったり
それ以上に、敵のコドモ達がオトナを憎む原因である
トラウマ的な要素がかなりエグく描かれています。

レーティングはCERO:Dになっておりますが
同じCERO:Dであったダンガンロンパ1と比べると
精神的に来る物は絶対絶望少女の方が上に感じます。

そのエグさと大山のぶ代さんが演じる
敵として出て来るモノクマの間の抜けた感じの
アンバランスさがミスマッチして独特の世界観を築き上げているかと思います。

余談ですが、モノクマの声として大山のぶ代さんが
演じたのはこのゲームが最後となってしまい
中の人の補正も入ってしまいモノクマの声のアンバランスさが
さらに引き立ってしまっていた気がしないでもないです。


 しっかりとしたストーリー

ストーリー的には1と2の間に辺り
外伝と銘打たれていつつ、1の後日談として判明することがあったり
2の前の狛枝が登場したり、
アニメの3の未来編にも今作の後日談として登場したりと
ナンバリングされていないですが、シリーズを理解する為にも
重要な作品の1つになっています。

また今作では主人公のコマルと1にも登場した腐川冬子(ジェノサイダー翔)が
行動を共にし、次第に深まっていく友情と
ごく普通な女子高生であったコマルが成長していく
王道的な話しとなっており、上記で挙げたエグさとの
ミスマッチ感と対比されて王道過ぎる話なのですが
印象に残り、とても良い話しになっているように感じられます。

個人的にはコマルはシリーズの中でも
一番好きなキャラになりそうですw



残念な点

 「モノックマン」が多すぎる

シューティングだけでは無くパズルという要素により
特色を出しているのは、良いのですが
終盤になるに連れて、「モノックマン」の頻度の多さが凄まじく
正直ウンザリしてきました。
別に解かなくても進めるのではありますが
解けないと腑に落ちなく、リトライする羽目になる上に
再度始めるまでの演出が入るのでテンポが悪いです。

さらにパズルではなくステルス要素が色濃い物に関しては
クリアの目標が決定的に分かる物でなかったり
個人的な持論であり、どのゲームでも共通である、
「ステルスを目的として作られていないゲームでステルス要素があるのはつまらない」
という物に、例外なくこれも当てはまり
上記で挙げたテンポの悪さと合わさり
自分の中ではステルス要素は最低な印象に感じてしまいました。、

そもそも取ってつけた様な要素が面白い訳がないと思うのです。


 操作性が悪い

全体的にVitaのスティックが操作し辛いというのもあるのですが
このゲームは上下の射角が狭いにも関わらず
上に攻撃しなければならない箇所があるという点と
オートロックオンを切っているにも関わらず、アシストが効きすぎているせいか
銃を構えたときに一番近いエイム対象に視点が移動するという要素により、
エイムしたい対象にスムーズに向けられず
特にボス戦は狙いたい場所にエイムできずにかなりイライラしました。
純粋なシューティングゲームとしてみると
操作性に関しては、かなり残念なレベルです。



■総評
シリーズの中でも異色であり、外伝、そしてVitaという
スペックの不安さがありつつも良く出来ていて
良い意味で期待を裏切ってくれたゲームでした。

またプレイしたことで、シリーズの話しも
より理解できたのではないかと思います。

ADVとシューティングとうまい具合に
両方取り入れられてはいるのですが
全体的にADVパートが長くダレがちになり
特に終盤の選択肢はしつこく、もうシューティングじゃなくて
ADVでもよかったんじゃ…とか思ったり思わなかったり。

レビュー執筆時点で、PS4版とPC版の発売が決定されており
操作性について改善されているかどうかは分かりませんが
Vitaでプレイするよりかは
PS4やPCでプレイする方が快適であるであろうし
最初から据え置きでやりたかったですね。

不満点はありますが、中々良いゲームだったと思います。


絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode PlayStation Vita the Best絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode PlayStation Vita the Best

スパイク・チュンソフト 2015-12-03
売り上げランキング : 7010

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


関連記事

この記事へのコメント

トラックバック

URL :

プロフィール

黒ウーロン

Author:黒ウーロン
罪深き積みゲーマー
日曜か月曜に隔週くらいの更新です。

相互リンク&RSS募集中です。

ゲーム状況
■Now Playing Games
  • DQ11/PS4
  • スプラトゥーン2/Switch
  • DQ10/PC
■新作購入予定ゲーム
  • 巨影都市/PS4
  • スーパーマリオオデッセイ/switch
  • ゼノブレイド2/switch
  • メトロイドプライム4/switch
  • メトロイドサムスリターンズ/3DS
最新記事
リンク
カテゴリ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
ゲーム
463位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
レビュー
99位
アクセスランキングを見る>>
参加中ブログランキング
プロフィールタグ




Amazonゲームランキング
FC2カウンター