自身の本質を知ることができる? ゲームレビュー『ウォーキング・デッドSeason1&2』

ウォーキング・デッドタイトルウォーキング・デッド
Season1&2
機種PS4&PC
発売日2013年12月5日(Season1)
2016年6月30日(Season2)
開発Telltale Games
販売スクウェア・エニックス
トロフィー/実績取得率100%
個人評価ランクC

~今までのゲームレビューリスト~






ゾンビによる世界の終焉を迎える
ドラマ版ウォーキング・デッドと同様の世界観ではありますが
オリジナルとしてアメコミ調な絵面な
ゲーム版ウォーキング・デッドのSeason1とSeason2をクリアーしました。

デッドライジングやバイオハザードなどの
アクションゲームではなく
物を調べたり、会話を選択するADVにQTEを加えた
ゲーム性で、ゾンビが蔓延した世界で
自分の選択により物語が進んでいく
ドラマのようなゲームです。

 Season1の感想

Season1は事故によりゾンビが徘徊している場所に放り出された
主人公のリーが迷い込んだ家屋に隠れていた
8歳の少女クレメンタインと共に
ゾンビが溢れた世界から抜け出そうと奮闘します。

このクレメンタインがお世辞にも
可愛い顔をしていると言えないのですが
共に死線をくぐり抜け、クレメンタインから
親の代わりに信用されていくに連れて情が移っていき、
最終的には絶対に守ってみせると思うようになり
この主人公とクレメンタインの関係性や
感情移入の仕方など、ラストオブアスに似ていると思います。

時には残酷な選択肢が含まれる場合にも
こんなのはクレメンタインには見せちゃいけないと
判断の要素の一部になってしまったり
クレメンタインを守るには、どうしたら良いか?というのが
まず、考えるようになるのが、とても引き込まれていたと思います。

物語が進むに連れて、道中で出会った人が
バンバン死んでいくのですが
ゾンビ物の定番とも言える
「ゾンビよりも人間の方が怖い」というのがしっかりと押さえられています。
極限的状況による疑心暗鬼や裏切り、保身など
いつも惨事を引き起こすのは人間の行動で
「あぁ、人間ってクソなんだな」と思うと共に
クレメンタインの存在があり
自身の選択は道徳的であろうと選択肢を選んでいき、
危機的状況と道徳心がせめぎあう事が多かったです。

ただ、そんな思いから進めていき結末が報われなくても
自分の行動は正しかったんだ…と思って終わり
変な達成感が味わえ
ベクトルは違えど頭を悩ませたADVの
ライフイズストレンジとはまた違った
心境を味わえたのは良かったと思います。


 Season2の感想

主人公はリーからクレメンタインに移行し
Season1の続きで2年後の話になります。

物語の大筋は、助かる手立てがあるかもしれない→そこを目指して
道中と出会った人と出会い、死別しながら目指すという点は
同じなのですが、プレイしていて自分の心境の変化が一番驚きました。

というのも、Season1は世界の終焉が起こったばかりで
現実的な考え方やクレメンタインの存在があったり
助かる方法があるかもしれないという希望を抱いていたりで
「こんな選択はしてはいけない」と道徳心があった選択をしていたのですが
Season2では、周りの人間も道徳心が失われていき
まだ子供であるクレメンタインが
ゾンビが溢れた世界でどうやって生き抜いていくかが
主な選択の判断材料になっていて
自分が助かり、生き残る為にはSeason1であれ程悩ませた
残酷、非情、無情な選択肢であろうと平気で選ぶようになっていました。

そして「あぁ、人間ってクソなんだな」と思っていたはずが
自分が一番クソになっていた事に気が付きました。
Season1からプレイしたからこそこの心境の変化に驚き
もし、本当にこんな世界になったら
自分もクソな人間になるんだろうな…と自身の本質を知る事ができるほど
Season1とは違った形でゲームの世界に引き込まれていていました。



 2作の共通に言えること

行動や選択肢により自分の物語を追体験できるのは
良いのですが、物語に影響があまりなかったり
複数回プレイする必要性があまり無く
1回プレイしたら終わりというのは
価格的にお手軽とは言え、長い時間楽しめないのは残念でした。

Season1の方は、選択によって仲間が生き残ったり
結末に通ずる物もあって良かったのですが
Season2に関しては、仲間の生死もあまり関係なく
ただ物語を見ているだけ感を強く感じてしまい
面白味はあまり無かったように思います。

 Season2について

前述した、周りの人間の変化や
クレメンタインが子供なので言動を信じてもらえず
どうやって生き抜いていくかを
最優先に思うために、道中で出会い共に行動する
人間に常に不信感を抱いてしまい
Season1に比べて「仲間の絆」のような物が感じられず
物語の内容も合わさって全体的に
淡白に感じてしまい、Season1ほど面白いと思えなかったのは残念でした。

ただ自分(クレメンタイン)は子供であり
主導権は持てず周りの大人に従わなければならなず、
「仲間」とは違うという状況を
製作者が味あわせたかったのであれば
間違いなく表現できているかと思います。



■総評
近年プレイしたADVのBEYONDやライフイズストレンジと比べると
ゲームとしての面白さは若干落ちてしまいますが、
それでもゾンビによる終焉した世界での
心境を味わうことが出来る唯一無二の面白い作品でした。

自分はこれを機にドラマの方も視聴してみようと
思うくらいには世界観に引き込まれました。

Season3も途中のEPまで発売しているので
日本語ローカライズされるのが楽しみです。



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