ゲームレビュー ロストオデッセイ


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ロストオデッセイ

XBOX360
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発売日:2006年10月17日
開発元:ミストウォーカー フィールプラス マイクロソフト
販売元:マイクロソフト

個人評価ランク A

~ゲームレビューに関してはこちら~





ロストオデッセイ(以下ロスオデ)は「ファイナルファンタジー」の

生みの親である坂口博信氏を筆頭に、

キャラクターデザインには「スラムダンク」「バガボンド」

を代表作に持つ漫画家の井上雄彦氏、

ゲーム中のサブシナリオとなる「千の夢」には

直木賞受賞作家の重松清氏、音楽からジングルに至るまでの曲を

植松伸夫氏が担当といった豪華キャストを筆頭に多くのスタッフによって制作されています



XBOX360にJRPGをとマイクロソフトが日本市場に力を入れていた時期に

発売された今作ですが当時はMMOに熱中しゲーム機離れをしていたので

雑誌で見掛けて「ふーん」くらいにしか思っていませんでした



箱○を買っても別に買おうとは思っていなかったのですが

知人に勧められて興味が沸き購入してみました


ストーリーは



30年前突如世界に満ち始めた「魔導力」により、

目覚しい発達を遂げ魔導産業革命を迎えた世界。

ウーラ国の領土であるウォール高原を狙い、カント国が

攻め込んだことによって始まった戦争は最終局面を迎えていた。

ところが戦いの最中、小惑星が高原に落下、両国の兵士が

ほとんど死亡する中、落下地点にいたにも関わらず、無傷で

生き残ったウーラ王国軍の将校・カイム・アラゴナーは、

国の宮廷魔術師・ガンガラの依頼で、小惑星が

落下した原因とされる暴走したグランドスタッフの調査に向かうことになる。



と言った物で「魔導」や「機械」などFF6を彷彿とさせる世界観です

主人公のカイムを含め今作には

『1000年を生きる、不死者』

という設定になっており

よく悪者の常套句である「不老不死」という事が

主人公サイドに設定されているのは今までに無い話しです


作品の主なテーマは生と死だと思いますが

一見不老不死と聞くとメリットが多い様に感じます



ですが死ぬ事が出来ないからこそ

親しい者や愛する者との別れが多く

永遠に生き続ける者にとって自分だけ取り残される事が孤独を生み

命を絶ちたいと思う事があっても、それが出来ない生き続ける辛さ



また不死者たちはある事情でみな記憶を失っています

何故記憶を失っているのかや1000年の間に何を見てきたのかは

物語が進むに連れ解明されていきますが

「人は忘れる事によって生きる事が出来る」など

何処かで聞いたりしましたがゲームをやっていて

そんな言葉を思い出したりしてました



1000年もの膨大な記憶を全ては覚えてる訳では無いでしょうが

1000年過ごしてきた記憶やこれからも続く永遠という

終わりの無い人生


そんな人生の中でカイムが何を見て何を感じ

その1000年の中で忘れなかった事や忘れてはいけない物の大切さなど

物語が進むに連れ分かってきます



また大筋の物語と関係があまり無いのですが

途中で「1000年の夢」と呼ばれる記憶を

カイムが思い出していきます

短編小説がサンドノベル風で語られていますが

スキップする事も出来るのですが

これを読む事によってカイムの心情や体験した事など

大筋の物語の深みを増し

映像という表現手段が確立している現在

敢えてサウンドノベルという形で表現する事によって

とても良い味を出しています


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小説のみも出ていて小説だけでも良い作品なのですが

やはりゲームをやってからこそ伝わる事も多いと思います

文章だけで涙を流したのは久しぶりな気がしますw




ゲームのシステムですが

アクション主体に移り変わってきている中、コマンド式の戦闘です

素早さやコマンド選択によって順番が変動するなど

FF10に近い感じだと思います


懐かしさもありますでしょうし新しい物を作り出す意欲は必要ですが

下手にアクションにして

システム的に良い物が作れずマイナスになるよりも

テンポ良くコマンド式で戦闘を行うのもアリなんじゃないかと再認識させられました

また属性関係も戦闘において重要なので

結構戦略的な戦闘を行えます



アビリティに関してもFFに似てる所があり

難しい所はありませんし不死者に関しては

スキルリンクとアクセサリーを装備する事により

スキルを覚える事が出来ます


不死者はアイテムとアクセサリー以外スキルスロットと呼ばれる

スキル装備数が固定なので最初の頃は装備できる

装備数が限られるのでどのスキルを装備させるかを

考えさせられるのでスキルの重要性も結構高いです



キャラクターに関しては

劇中では井上雄彦氏の絵を立体化するのは

難しかったのか余り井上雄彦氏がデザインしたキャラだと

感じにくいのですが某RPGの様にイケメンばかりでは無く、味のあるキャラが多く

ちゃんとキャラ立していますし愛着が沸きます



声優に関しては日本音声だと声優だけでは無く

芸能人も起用していたりして若干違和感を覚える事もありますが

多分やってる内に慣れてくるかと思います


ゲームでのリップシングは英語主体になってるので

英語音声の方が自然に見れるかもしれませんが

日本語音声だと字幕や英語音声だと表記されない

キャラのぶつぶつ言ってる独り言みたいな所まで話しているので

個人的には日本語音声の方が良かったです





ここまで絶賛しておいて唯一残念だった点



それは実績でした


実績自体は時間さえ掛ければ解除出来る物だけなので

難易度は高くないのですが

実績内容の

・宝箱のアイテム全取得

・不死者の各キャラにスキル全習得


がちょっと辛い所です


チェックリストがある訳では無いので

広い世界で何処を取り逃したのかが分からず

また全取得が出来ないとスキルが覚えられないのもあるので

必然的に不死者のスキルが全て覚えられないといった悪循環になってます


ちなみに自分はDQでいうちいさなメダルに当たる

木の実を1個だけ取り逃し数時間も掛けて

世界を巡り1個を探し出す労力と気力が出ませんでした


クリアー後には坂口氏のお馴染の

「強くてニューゲーム」みたいな物が今作にもありますが

引き継ぎ内容が不死者の初期LV50という点しか無いので

もう1周やる気が起きませんでした



もし実績が全解除出来たならば

DLCの追加ダンジョンも手を出したのですが

そこら辺をもっと親切にするべきでは無いかと思いました


実績とか全く気にしない人であればこの点は問題ないでしょう


HDDインストールが無い時にはロードの問題がありましたが

現在はインストール対応しており大変快適に遊べるので

この点は問題無いかと思います




総括としまして

ここまで良いゲームなのに日本では約11万本しか

売れていないというのが疑問に感じました

米国でもセールスは約35万本と振るってはいませんが

米国よりも千年の夢などこれは日本向けのゲームであるに関わらず

RPG離れや箱○を買ってまでやる人が少ないという残念な結果になっています


こんな良いゲームが中古で980円で売られてるのが

箱○の市場が如何に厳しいかが分かります


もし箱○を持っているならば

個人的には是非ともやるべきゲームの1つだと思いました

某所でロスオデこそ皆が待っていたFFだ

と見ましたがまさにそうだなと感じました



つーかここまで良い作品を作れたのに

何故ラスストはああなってしまったのかが残念で仕方がありません


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